宮内八幡宮

山宮浅間神社と同じ宮内の地にある八幡宮である。宮内は山宮浅間神社が鎮座する地の字名で、周辺の宮原・外神・山宮とともに、富士山の神を祀った古い聖地を思わせる地名とする見方がある。

祭神は応神天皇(八幡大神)。宮内の山宮浅間神社では、浅間大社から鉾に宿した神霊を迎える山宮御神幸が、毎年四月と十一月に行われていた。この神事は明治六年(一八七三年)まで続き、長く途絶えたのち、近年復活している。

朱の鳥居をくぐると、赤い屋根の木造社殿が立つ。観光客が訪れることはまれな、地域の氏神である。